DaNeel Insight

ご挨拶

　拝啓　時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

　DaNeel Insightは、AIとデータ分析の力を活用し、企業の意思決定プロセスに革新をもたらすことを使命としております。私たちは、最先端の技術と深い専門知識を組み合わせ、お客様のビジネスに真の価値をもたらす解決策を提供します。

　同時に、私たちは常にAIの可能性と限界を認識しています。AIを用いた判断には一定の限界があり、本当の付加価値は人間の洞察力と創造性に基づく意思決定によって生み出されるものだと確信しています。しかし、その付加価値を最大化するためには、AIの能力を十分に理解し、活用することが不可欠です。

　私たちの役割は、AIとデータ分析がどこまで貢献できるかを見極め、そこから先の人間ならではの判断をサポートすることにあります。技術と人間の英知を融合させることで、ビジネスの新たな地平を切り開くお手伝いをさせていただきます。

　DaNeel Insightは、お客様とともに成長し、イノベーションを推進する伴走者でありたいと考えています。私たちのアプローチは、単なるデータ解析にとどまりません。お客様の事業を深く理解し、長期的な視点で価値を創造することに全力を尽くします。

　今後とも、皆様のご期待に沿えるよう、社員一同、精進してまいります。AIとデータ分析の可能性を最大限に引き出し、同時に人間の意思の力と創造性を尊重するバランスの取れたアプローチで、お客様のビジネスの成功に貢献してまいります。

代表取締役　

皆さまは、SF小説の中で人間とロボットが協力して難事件を解決する物語を読んだことはありますか？私たちの社名「DaNeel Insight」は、そんなSFの世界からインスピレーションを得ました。

20世紀を代表するSF作家、アイザック・アシモフ。彼が描いた未来世界の中に、「R・ダニール・オリヴォー」というAI刑事が登場します。人間とロボットの関係が複雑化する社会の中で、ダニールは人間の刑事とバディを組み、難解な事件に挑みます。

その姿は、まさに人間とAIの架け橋。テクノロジーと人間性の狭間で揺れる社会に、新たな可能性を示す象徴でした。

アシモフが小説で描いた世界。それは、もはや遠い未来の話ではありません。

AIが日々進化し、私たちの生活や仕事に深く入り込んでくる現代。その中で、人間とAIの関係をどう築いていくかは、私たちが直面する大きな課題となっています。

「DaNeel Insight」という名前には、アシモフが描いたAI刑事への敬意と、未来への私たちの決意が込められています。

これらを融合し、新たな価値を生み出す。それが私たちの使命です。

「Insight」という言葉には、「洞察」という意味があります。私たちは、人間とAIの両方の視点から世界を見つめ、そこから得られる深い洞察を通じて、よりよい未来を創造していきたいと考えています。

小説の中のダニールが、人間とロボットの架け橋となったように。

私たち「DaNeel Insight」も、人間とAIが共存する社会での架け橋となる。

そんな思いを胸に、日々の業務に取り組んでいます。

私たちと一緒に、AIと人間が協調する新しい未来を描いてみませんか？

東京大学大学院総合文化研究科にて博士号取得。 21世紀で最も人の役に立つ発明はタイムマシンだと信じて時間と空間の理論を修得しようとするも、自分の能力では到底作れないことを悟る。

2010年より監査法人トーマツ（現有限責任監査法人トーマツ）にて銀行業を中心とした金融業監査業務に従事。一般的な企業財務評価から企業経営の実態、意思決定プロセスなどを学ぶ。

2014年、公認会計士登録。

2015年より株式会社三菱UFJトラスト投資工学研究所にて、主に信用リスク管理モデルの研究開発とテキスト分析による企業価値評価に関連した業務を行う。特に、社会的事象に対してモデルが人の意思決定・判断をどれだけ客観的に再現できるかについて興味をもち、研究に取り組む。

2024年、DaNeel Insight株式会社を設立。